23歳独身OLのタダマン体験談

登録した頃は恐る恐る使っていた出会い系サイトの数々も、今や毎晩のちょっとした楽しみの時間になっています。
彼がいなくなって半年、女の一人暮らしは結構味気ないものだと思うこの頃、できれば一緒に映画を見に行ってくれて彼女気分にさせてくれる誰かと一緒に週末を過ごせたらいいのに、と思っていました。
彼女気分とは、優しく抱いてくれるなら、会った初日にタダマンでもいいかもという意味です。
木曜日の夜、毎晩楽しみに覗いていたハッピーメールで結構タイプの男性と週末会う約束をすることができました。

彼の見た目は結構真面目な感じ。ちょっと濃いめのエキゾチックな顔立ちで、背は私とあまり変わらないけれど細身でスーツが良く似合う人でした。
パソコンで見るよりイケメンで、このままこの人にどこかへ連れていかれてタダマンされるかもと想像すると、体の奥が熱くなるのを感じました。
お互いを確認して簡単な自己紹介をした後、すぐ夕食に出かけました。
最初から下見しておいた、映画館の下にあるパスタ屋さんでパスタを食べながら、他愛もない話をすると、彼は小柄な体格に似合わず、低音の色っぽい声をしていて益々ドキリとしました。
食事の後は映画館へ向かいました。セクシーな濡れ場のある恋愛映画だったので、周囲はカップルだらけ、私も知らない間に彼に肩を抱かれていて、思わずやっぱりタダマンでもいいなんて、映画の中の主人公と自分を重ね合わせて肩にこくりと体を預けました。
私の反応に合わせて、彼の手が肩から胸元のギリギリの場所へと焦らすように動くのに耐えられず、彼のもう一方の手を自然と膝の上へ誘いました。
「この後、いいよね?」
そう耳元で小声で囁かれて、私は上目遣いでこくりと頷き、タダマンをあっさり了解してしまいました。

映画が終わるとホテルへ行き、彼は思った通り慣れた手つきで私を抱き寄せてディープキスをすると、シャツとスカートを捲り上げベッドに押し倒しました。
軽い女かもしれないけれど、半年ぶりのエッチはめちゃくちゃ気持ちよくて、何度も大きな声を上げていってしまいました。
「お前エロイよな」
そう彼に言われて、次の約束も無く別れました。
実は彼の方がタダマン目的で相手を探していた様子。
私とはたまたま目的が一致したということで、本名も知らない彼との一夜は次があるかどうかは分からないけれど、メアドだけを交換して別れました。

30歳独身男性トレーナーのタダマン体験談

スポーツクラブのトレーナーをしていると、様々な人のトレーニングに関わることが仕事になる。
スポーツクラブに通ってくる人は男性が多いが、思ったより女性もいるのだ。
とある女性会員のトレーニングを担当しているとき、ふと、その女性会員に食事に誘われたのだ。
その人は身なりもよく、いいところの奥様といった感じの人。
ジムのルールで会員と必要以上に仲良くなることはできないんです、と体よくあしらった。
食事くらいいいのではないかと思うのだが、後々面倒になるのも嫌なので、それならば最初から何もない方が楽なのだ。
仕事を終え、いつも飲みいく割烹へ顔を出すと、
「あら、トレーナー」
と声を掛けられた。
食事に誘われた女性会員がカウンターで1人飲んでいた。
奇遇ねえ、と言っていたがあれは完全に確信犯だ。
どうやってかは知らないがおれの行きつけを見つけたのだろう。
ここで無視をするのはおかしいので、仕方なく同席することにした。
お酒も進むと女性はしきりに「タダマン」という言葉を使うようになった。
例えば「タダマンしたいと思わないの?」とか「タダマンでいいわよ」とか。
これまであまり遊んだりしたことのないおれには本気で無料の肉まんか何かだと思っていたのだ。
あまりにしつこく言うので、
「じゃあ、タダマンくださいよ」
と言ってしまった。
すると、女性はぱっと表情を変え、
「じゃあうちにいらっしゃい」
と言って、家に連れて帰られた。
ことが済んだ後でタダマンの意味を知ったのだが、結局仕事場に発覚しクビになり、タダどころかかなり高い買い物をしてしまったように思う。